審査が通らない理由は?

このページでは、どのような審査基準があるのか、家賃保証会社による違いなど入居者審査について説明します。

家賃保証会社によって基準や方法が異なる入居者審査

家賃保証会社によって審査の基準や方法は様々ですが、共通して審査が通りにくい人の特徴をご紹介いたします。これらに該当する方は、他の部分で審査に通りやすくなるよう工夫する必要があります。

転居の理由がハッキリしていない場合

入居審査には転居理由を記入する必要があります。

何でもいいと思われるかもしれませんが、この転居理由も入居審査には重要です。

「特に無し」と記入してしまうと、以前住んでいた部屋、または現在住んでいる部屋で何らかのトラブルを起こしていたり、家賃滞納が続いていたりするのでは?と疑われてしまいます。

何も書かないよりは「今より広いところに住みたいため」「交通の便がいいところに住みたいため」など、何でもいいので理由を付け加えておいた方がいいでしょう。

転職などの場合は理由も書きやすいですね。

現在の住まいの住居期間が短い場合

現在住んでいる場所の住居期間があまりにも短い場合も審査に受かりにくくなっています。数ヶ月や1年など、中途半端に短い場合は注意が必要。

こちらも、トラブルを引き起こしたなどの理由で引っ越すのでは?と不審に思われてしまいます。また、せっかく契約したのにすぐに退去されてしまう可能性も考えられます。

この住居期間を聞かれた場合は、嘘をついてもバレる可能性があるので正直に話した方がいいでしょう。もし短期間で引っ越すのにそれ相応の理由がある場合は、きちんと説明をすれば審査に響く可能性も低くなります。

「住んでみてから住みにくさが分かってきた」「より条件のいい物件に住みたくなった」など、あらかじめ言い訳を考えておくことをおすすめします。

ルームシェアをする場合の入居審査には要注意

最近では家賃を折半するルームシェアをお考えの方も多いですよね。しかし、家賃保証会社の入居審査を受けるにあたって、ルームシェアを希望している方は審査に通りにくくなっています。

ルームシェアは基本的に友人との友情で成り立っています。ささいなことで喧嘩をしたり、仕事などの都合でどちらかが家賃を支払えなくなるとトラブルの原因になりますよね。ルームシェアが破綻するとせっかくの契約も無駄になってしまいます。

このような場合は家賃保証会社と契約する他、双方に連帯保証人を立てるなど、普通に契約するよりも厳しい条件をクリアすることで審査に受かりやすくなります。「二人は固い友情で結ばれているから!」といった理由は通用しませんのでご注意を。

生活保護者は厳しい目で審査される

生活保護者が家賃を滞納した場合、家賃を立て替えている家賃保証会社はその分を回収しなければいけませんが、生活保護者から家賃を回収すると来月の家賃の支払いも滞り…と、どんどん回収しにくい状況に陥ってしまいます。最悪の場合、家賃を滞納したまま行方不明になってしまうことも…。

これらの理由から、生活保護者が家賃保証会社を利用するのはかなり難しいと考えておいていいでしょう。

免許証の再発行数も審査に影響する

身分証として非常に重要な免許証。審査の際に提出することもよくあります。しかし、この免許証の再発行数が多いと、入居審査に落ちやすくなります。身分証として大切な免許証を何度も無くすような方は信頼に欠け、審査に落ちやすいのです。 免許証の再発行の回数は、免許証番号の末尾を見れば一目瞭然。無くした回数があまりにも多く、審査に落ちるかもしれないという方は、保険証やマイナンバーカードなど、代わりとなる身分証を提出するようにしてみましょう。

家賃保証会社の入居者審査の説明イメージ家賃保証会社によって審査基準や審査方法に違いがあるものの、まず審査に通りにくいのは以下のようなケース。

  • 定職に就いておらず収入がない
  • 収入があってもそれに対して家賃が高い物件を希望している
  • 固定電話や携帯電話などの連絡手段がない

これは常識的に考えればすぐわかることで、家賃保証会社による違いはどうかといえば、主には以下の2つのパターンに分類することができます。

家賃保証の業界団体で入居者のデータベースを共有している

家賃保証の業界団体には全国賃貸保証業協会賃貸保証機構などがあり、加盟企業間で入居者に関するデータを共有しています。過去に家賃滞納があって、それを支払っていない場合などは審査に通りにくくなるわけです。

信販系の家賃保証会社は信用情報を参照している

家賃保証会社が信販系企業の場合、クレジットカードやローンなどの審査で利用する信用情報を利用します。いわゆるブラックリストと呼ばれるような事故履歴があると審査に通らないというわけです。

従って、信販系でない家賃保証会社ならクレジットカードでの延滞や自己破産をした人でも入居者審査に通る可能性はあります。また、家賃保証会社の中には自社独自の情報やノウハウで審査を行うところもあるので、A社では審査に通らなくてもB社だと審査に通るというケースもあるわけです。

家賃保証会社の入居者審査における注意点

家賃保証会社による違いという意味で注意したい点もあります。例えば、外国人生活保護受給者の場合、対応してくれないところと、対応可能でも連帯保証人が必要となる場合などがあり、これらは各社条件として明示しているので、不動産屋で相談した上で、できるだけ自分の条件に合うところを紹介してもらうようにしましょう。

また、以下の点も注意が必要です。

  • 勤続年数
    一般的には1年以上の勤続でないと通りにくいといわれています。月給はわかっても年収が確かではないからです。
  • 勤務先や職業
    公務員や大企業正社員に比べればそうでない人は不利になる面があるので、勤務実績証明などを準備しておくといいでしょう。
  • 人柄や印象
    社会常識の有無なども審査に影響します。これは不信感を抱かれないことが重要で、執拗に家賃の値引き交渉などをするのもおすすめできません。

電話連絡があることも!家賃保証会社の審査の流れは?

審査の流れはシンプル

保証会社の審査は、借り主が不動産会社に申し込みをして、不動産会社が保証会社にFAXを入れて審査依頼をしてから開始されます。3月など混み合う時期だと時間がかかることもありますが、早ければ当日、遅くとも3~4日で審査結果が分かる場合が多いです。

保証会社はFAXを受け取ると、会社で定められている審査方法に則って審査を行い、それと並行して借り主に電話連絡を入れます。その内容などを加味して引き続き審査が行われ、結果が出るという流れです。

審査結果の連絡が来ないと悩む人がまれにいらっしゃいますが、審査に時間がかかっている場合もあれば、単純に連絡が遅れていることも大いにありえます。

保証会社は不動産会社に結果の連絡をしたけれど、不動産会社の担当が忙しくて連絡を忘れてしまった、ということもありますので、明らかに遅いと思ったら、不動産会社に確認の電話を入れてみましょう。

審査には電話連絡が入るケースが多い

審査には電話連絡が入る場合と入らない場合とあるようですが、ほとんどの場合は電話連絡が入るようです。申し込み時に記入した固定電話や携帯電話、場合によっては勤務先に連絡が入ることもあります。

仕事を持っている人は自宅の固定電話だと電話に出られないことも多いので、その際は不動産会社に「日中は仕事でいないので携帯に連絡してほしい」と伝えておけば、携帯電話に連絡してもらえます。

勤務先に連絡が入ることはほぼありませんが、固定電話も携帯電話も連絡がつかず、特に勤務先への連絡に問題ないとされているときは連絡が入ることもあるようです。

たまに勤務先への在籍確認を審査内容に定めている保証会社もありますが、在籍確認はいたってシンプルです。

本人が席にいて電話に出ることができればもちろんそれで問題なく終わりますし、席にいなくても「席を外しております」と言われたら、在籍確認は完了したとみなされます。職場で長々と質問を受けることはないようですのでご安心を。

固定電話がなくても審査には影響なし

固定電話の有無は信用に関係するというイメージですが、保証会社の審査においては固定電話がなくても審査に影響することはないといわれています。実際に携帯電話しか持っていなくても審査に通った人は多いですよね。

申し込み時に携帯電話の番号しか記載がなくても問題ありません。携帯電話に連絡をもらってタイミングが合わず出ることができなくても、折り返し連絡をしたり、また連絡が入るなど柔軟に対応できます。

緊急連絡先にも電話連絡は入る?

申し込み時に記載した緊急連絡先に、保証会社が連絡を入れることもたまにあるようです。

逆に、連絡を入れないこともありますので保証会社によって違うのだと思われますが、連絡が入ったときのために緊急連絡先に記載した人には電話連絡が入るかもしれない旨を予め伝えておきましょう。

もし、緊急連絡先となっている人が保証会社から連絡が入った際に「知らない」などと答えてしまうと、審査に通らない可能性があります。

ちなみに緊急連絡先に誰の情報を書くかについては、保証会社が指定しているわけではないのですが、両親兄弟など身内の方のほうが審査の印象はよいようです。

ただ、中には天涯孤独という人もいらっしゃると思いますので、その場合は友人の名前でも問題ありません。

難しく考えずに審査に臨みましょう

信販系の保証会社で、個人信用情報に気になる点がある人は審査結果が気になって落ち着かないと思いますが、特に審査に通らない要因がない場合は、保証会社の審査で難しい対応をされることはありません。

電話連絡においても、名前と生年月日などを確認して終わってしまうことが多く、ほとんどがすぐに結果を知らせてもらえるので、気楽に臨みましょう。

家賃保証会社の勤務先への在籍確認は「社会保険証」で回避できる!

家賃保証会社の審査には、会社に電話をかけてくる在籍確認があるということをご紹介しました。しかし中には会社へ在籍確認の電話をされたくないという方も多いですよね。その電話を回避できる方法をご紹介します。

在籍確認は個人名でかけてくることもあるので不審に思われる

会社への在籍確認の電話は、家賃保証会社の会社名を名乗らず個人名でかけてくることもあります。保証会社を利用していることを会社の人間に知られないための、家賃保証会社側の配慮でもありますが、いきなり個人名で「○○さんいますか?」と電話がかかってくると会社の人も不審に思ってしまいますよね。

借金があるのではないか、私生活が乱れているのではないかなどなど…。会社内での信頼に関わる可能性もあり、特に働き始めの頃はヒヤヒヤすることかと思います。

本人が電話に出ることができればいいのですが、大きな会社だったり席を外していたりするとなかなかスムーズに電話には出られないでしょう。 そのため、会社に在籍確認の電話をいれてほしくないと考える人も多いのです。

社会保険証を提出すれば在籍確認の電話を回避できる

そんな会社への在籍確認の電話を回避する方法があります。 それは、社会保険証を家賃保証会社に提出すること。働いている会社で保険に入っている場合は、社会保険証を発行してもらえますよね。その社会保険証には現在勤めている会社の社名もきちんと明記されています。

そのこと自体がその会社で働いていることの証明となるため、在籍確認の必要はないとみなされるのです。実際、職場に勤めていない人に社会保険証を発行するなんてことは考えられませんよね。 家賃保証会社の審査を受ける際には、免許証、パスポート、マイナンバーカードなど様々な身分証を提出することが可能です。

しかし在籍確認の電話のことも考えておきたいなら、社会保険証を持っていくことを忘れないようにしましょう。

また、それでも会社への在籍確認の電話が心配な場合は、理由をきちんと説明して電話を入れないようにしてもらうなどの配慮を考えておきましょう。

偽装会社の利用がバレた場合は詐欺罪に問われる!

会社にきちんと勤めているものの在籍確認の電話をされたくない、または現在無職である、風俗店などに勤めているという場合は、会社の名前をそもそも記入できない、記入しにくいですよね。そんなとき、会社に在籍しているように装ってくれる偽装会社の利用を考える方も多いかもしれません。

偽装会社を利用すれば、在籍確認の電話も怖くない!と思いますよね。料金さえ支払えば、その会社に在籍しているように装ってくれる便利なシステムの偽装会社もあります。

しかしこの偽装会社の利用には注意が必要です。偽装会社を入居審査やクレジットカードなどの審査に利用して、それが発覚した場合、詐欺罪に問われます。正確には申告した時点では詐欺未遂罪、契約してしまった場合は詐欺罪となります。

入居審査で偽装会社を利用し、実際に起訴されたケースもあります。現在無職の方、言いにくい職場に勤めている方は、まずはアルバイトでもいいので電話がかかってきても差し支えないような仕事、社会保険証を発行してもらえる仕事を探すことから始めてみてください。

偽装会社は素人には見分けがつきにくいですが、不動産業や家賃保証会社などは常日頃から偽装会社には目を光らせています。上手くごまかせそうと思ってもバレる可能性の方が高く、リスクも大きいので、入居審査などには偽装会社は利用しないことをおすすめします。